自助具ふたたび!
こんにちは。作業療法士の強瀬です。昨年度も社内勉強会で自助具についてお話させていただきましたが、今年度も第2弾が開催されました。
前回の自助具についての勉強会の様子はコチラから👇
自助具とは、一時的あるいは永久的に身体に障害を負った方が、その失われた機能を補い、様々な動作が出来るように考え、工夫された道具のこと。文字通りその方がより自立した生活を送るために手助けする道具です。既製品もありますが、身近な材料で簡単に手作りできるものもあります。前回と同様、自助具の種類や使い方などについて実際にスタッフに体験してもらいました。


そして、今年は自助具についてもう少し深く知ってもらうため、素材の厚さや長さ、角度を変えたものなどを用意して「違い」を体験してもらいました。今回のブログでは、冒頭の写真、ソックスエイドにスポットを当ててご紹介します。
●ソックスエイド●
対象:骨折やリウマチなど股関節や膝の動きに制限があり、つま先まで手が届かない方
作り方:100円ショップで売っているPPシートや下敷き、ファイル等を型紙通りにカットして、パンチで穴を開けて、使う人の長さに合わせて紐を通す

違い:
【持ち手の紐】太さが太めの方が、力を入れて引っ張ったときに力も入れやすく、手の痛みも少ない。
【板の材質】艶消しの少しざらつきがある方が足と靴下が抜きやすい。
【板の厚み】硬すぎても力がない人には靴下を入れる時に丸めることができない。逆に柔らかすぎても靴下のゴムの強さに板が負けてしまうことがあるため、その人の履いている靴下や力に合わせて素材を選ぶ必要がある

これらの違いを実際に確かめてから…

実際に使ってみました。確かに材質や硬さによって使用感が全く違います!
自助具をただ使ってもらうことがゴールではなく、使う人に合った硬さ、長さなどを試行錯誤して、より使いやすいものを提供することが私たちリハビリ職の役目です。今後もその方の生活の質がより向上することを目指します!
