ターミナルケアへの取り組み

ターミナルケアへの取り組み

こんにちは。楠の杜訪問看護ステーションの理学療法士の渡辺将史です。

 

当ステーションでは、令和3年度よりターミナルケア委員会を設立し、看護職とリハビリテーション職が協働して勉強会の開催やマニュアルの作成に取り組んできました。

 

ターミナルケアとは、病気や老衰などにより人生の終わりが近づいている方が、残された時間を自分らしく穏やかに過ごせるように、身体的・精神的な苦痛を和らげる医療・看護・介護ケアのこと。

 

先日行われた今年度の勉強会では、実際の事例を振り返りながら「ターミナルケアとは何か」について改めて学びを深めました。また、理学療法士の森より「ターミナル期のリハビリテーション」について、“頑張るリハビリ”と“楽にするリハビリ”という2つの視点から講義がありました。ターミナル期といっても初期と後期では状態も大きく変化する中で、どう関係性を築き、アプローチしていくかを具体的に学ぶ貴重な機会でした。症状の緩和や苦痛の軽減だけでなく、「その人らしさの尊重」や「ご家族への支援」もターミナルケアの大切な一部であることを改めて実感しました。

 

そして今年度は、当ステーションのターミナルケアへの取り組みをより多くの方に知っていただくため、ケアマネジャーの皆様に向けたパンフレットの作成も進めてきました。現在配布の準備を行っているところですが、今回ブログでも公開させていただきますので、ご一読いただければ幸いです!

 

↓パンフレットはこちらをクリック↓

楠の杜ターミナルケア パンフレット

 

楠の杜訪問看護ステーションでは、これからも看護師、リハビリ職が一丸となって利用者さまとご家族の思いに寄り添い、「その人らしい時間」を支えるケアの実践に努めてまいります!