事業所パンフレットの契約を勝ち取ろう!!
楠の杜訪問看護ステーションでは、月1回のペースで意思決定支援についての勉強会を開催して3年目を迎えました(これまで3年間の取り組みについては、2025年7月8日のブログをご覧ください)。
3年目を迎えた今年度のテーマは「情報共有」。
利用者さんの意思を尊重した支援を行うためには、ご本人の想いや様々な情報をご家族、チームの同職種・他職種と共有することが不可欠。退院前カンファレンス、サービス担当者会議など対面の場はもちろん、調布市内では多職種連携のためのコミュニケーションツール「Medical Care Station」(略称:MCS)なども活用されています。
ただし、共有の場はあってもすぐに合意が形成されるわけではありません。時には各々が考える「最善」がぶつかったり、すれ違うこともあります。そこで大事なのは、積極的に発信するだけでなく、お互いを尊重しつつ折り合いをつけていく交渉術が必要となるのです。
ということで、今年度の後半、10月からは半年間をかけてそういった交渉術を身に付けるというテーマに取り組みました!
具体的には…各グループが架空の広告代理店を立ち上げ、楠の杜訪問看護ステーションのパンフレットの受注を目指してプレゼンを行うというもの。それぞれ社名をつけて、代表取締役も選出しました。
「利用者さんが『リハビリや看護をお願いしたい』と思うパンフレットってどんなものだろう?」
楠の杜はいつだって多職種混合チーム。今回も看護、リハビリ、事務が意見を出し合います。
この勉強会に限らず、グループワークの経験を積み重ねることにより、人前で意見を躊躇なく発信する空気が醸成された気がします。これも研修の情報共有研修の一部かもしれませんね。

12~1月には第1回プレゼンテーション。各社がパンフレットに込めた思い、売りをアピールします。
クライアントである当事業所の代表からは、
「利用者さんやご家族にこの情報は必要?」「もうちょっとパッと手に取りやすい感じの表紙の方が、、」
など、実際のプレゼンの場さながらの鋭いツッコミ・要望が…。
実際の場面でも、まず利用者さんについて事業所のスタッフ内で最善を考え、それを外部の方たちに発信した後、相手の意見も取り入れながら修正を加えてよりよいものにまとめ上げていくーーここからが本当の意味での勝負ですね。

さらに1ヶ月半ほど、指摘された点を中心に修正を重ね、3月11日には最終プレゼンが行われました。
今回の研修では、パンフレット作成作業、当日のプレゼンともに、若手スタッフが大活躍!これも嬉しい成果です。

そして、結果発表では、「ツナグ社」が契約を勝ち取り、代表と契約成立の握手!!

代表からは、
「表紙に『住み慣れた家でいつまでも』という明確なメッセージがあって、在宅生活をイメージする写真も上手く使われていた」
「サービス内容がクスノキをイメージした木に配置されていたのが良かった!」
とのコメントがありました。


最後に、完成したパンフレットを手に各社で記念撮影!惜しくも契約を勝ち取れなかったグループのパンフレットも力作揃いでした!
みんなで話し合い、修正を加えて一つの結果にまとめ上げた経験が臨床の場でも活かされますように。




今回のパンフレットを元に実際の当事業所のパンフレットもリニューアルに着手する予定ですので、乞うご期待です!
