地域包括支援センターは高齢者のよろず相談所!

地域包括支援センターは高齢者のよろず相談所!

皆さま、こんにちは。

今年度の外部講師による勉強会のトリを飾るのは、調布市地域包括支援センターときわぎ国領の細谷理恵センター長と社会福祉士の小嶋泰之さんです。ときわぎ国領さんの事務所は当事業所から徒歩1分!日頃から様々な形で連携させていただいています。細谷さん、小嶋さんは10年以上勤務されており、この地域のことを知り尽くしている心強い存在です!

 

 

調布市内には地域包括支援センターが8ヶ所。それぞれの圏域で要支援者のケアマネジメント、介護予防教室の開催、認知症の方やご家族への支援、高齢者虐待対策、悪徳商法対策などなど‥‥本当に沢山の業務を担っていますが、地域にとって何よりありがたいのは、高齢者にまつわるお困りごと・お悩みごとを何でも相談できること!

 

今回は、地域包括支援センターの業務についての紹介とともに、調布市が進めている見守りネットワーク「みまもっと」にフォーカスを当てて講義していただきました。

 

「みまもっと」は、地域住民・関係機関・協力団体及び市が相互に連携し合い、地域包括支援センターへの相談に繋げるネットワークのこと。

高齢者の方を地域で見守り、問題が起きた時に早急に対応して制度やサービスに繋げるためには、地域住民や関係機関への見守りへの意識づけと、包括への通報という手段を知ってもらうことが大切です。ときわぎ国領では、チラシの掲示や配布はもちろん、お祭りなどでのPR活動、インスタグラムやXなどのSNSも駆使して発信しているそうです!(私もインスタフォローしています!)

 

こうした広報活動のおかげで、当事者だけでなく、近所の方、金融機関、郵便局、コンビニ、宅配業者、薬局の方々などから、

 

「ATMで暗証番号が分からなくなっている方がいます。認知症かもしれません」

「薬をなくしたと言って頻繁に薬局に来る方が…」

「お届け物をした時に受け取りを拒否されてしまった。家の中も荒れている」

など、月10件程度の通報があるそうです。

 

通報が入ったら、とにかく家を訪問!実際に、私(ST加藤)が訪問している利用者さんが「向かいのアパートの人が動けなくなってて心配だったんだよね。でも、ときわぎさんに相談したら、すぐ来てくれたよ!」と感激していました!「どんな些細なことでも相談していい」という言葉、困った時のお守りのような気持ちになりますね。

 

 

今回の研修会では、他にも様々な活動についてご紹介していただきました。

 

・「身寄りのない方・関わり拒否の方」「防犯について」「精神疾患について」など、テーマを設けて年2回開催される地域ケア会議では、地域の介護医療職だけでなく、自治会長なども加わって意見交換

・介護予防運動「10の筋力トレーニング」のグループを団地や自治会単位で立ち上げ

・児童館や中学校で認知症サポーター養成講座を開催

・認知症の当事者同士やご家族同士の対談を「わたしの想い」という小冊子にまとめて発信

 

こうした様々な活動が地域での顔が見える交流となり、網目のようにネットワークが広がっていく…そしてそれが高齢者や家族のSOSをなるべく早くキャッチすることにつながるんだと思いました。

 

地域全体が一つのチームとなって高齢者を見守るという取り組み…私たちの事業所もその一員として力を尽くせればと思います。