たまほー研修会
こんにちは楠の杜訪問看護ステーションの宮川です(^O^)
先日多摩地区を中心として実施されている多摩訪問リハビリテーション協議会の研修会がありました。
今回のテーマは「訪問リハビリよ看取り」~リハが最後にできること~
をテーマに地域で活躍されているお二人の先生の講義とグループワークに参加しました。
講師は医療法人財団慈生会 野村病院 副院長 佐野広美氏
朝霞中央クリニック リハビリテーション部 工藤由紀氏
佐野先生には野村病院における緩和ケア病棟のあり方や緩和ケアに対する姿勢の話を聴かせて頂きました。
「してあげている」と思ったらそれはもう緩和ケアではない・・・。とても深みのある言葉でした。改めてその言葉の重さを痛感しました。
工藤先生には、終末期における訪問リハビリのあり方を聴かせて頂きました。「末期とつくとリハビリ職種は蚊帳の外」・・・。同じ悲しみ・・リハビリ職種としてよくわかります( ; ; )
そうなんです末期とつくとリハビリ職種はなぜか「リハビリは一旦中止でお願いします。」なぜ・・・。
だってリハビリ職種ってその方のやりたいことや長所、家族への介助量軽減を見つけるのに長けている職種なのに・・・。
確かに終末期における状態の変化に気づけないようではだめだと思います。そこは我々全員が知識の底上げをしてある一定の水準を保たないといけないと思います。
「最後までご自宅で自分らしく」
「自分らしく」・・・これはリハビリ職種がむしろ関わらせて頂きたいところだと思いました。